2015年に当時代表であった兄が導入しました。
FP名人の存在を知ったのは、同業他社さんのFP名人の導入事例を記事かセミナーかなにかで見たことがきっかけだったと伺っております。
導入前は、資金計画が曖昧でした。資金計画が曖昧だと、自分自身ここまで提案していいという指標がないので、いい商品や建設的なご提案ができません。職業的属性的なところで判断してしまい、収益が上がらないという、もどかしさもありました。お客様のためにも経営のためにもよくない状態だったと思います。
FP名人の導入は、お客様に合わせた資金計画をつくることで曖昧だった部分をクリアにし、こうした問題を解消しようという狙いがありました。
保険屋さん通じて外部のFPさんに来て頂いていた時期もありましたが、打ち合わせに同席したり直接話を伺ったりする中で、やはりどこかに所属している分、どうしても話に偏りが生じてしまうということが分かりました。まっさらな状態で公平なご提案をお客様にするには、自分自身でやるしかないと思いました。
資金・予算関係がクリアになったことで、お客様へのご提案も理にかなったものになり、売上も伸びたという実感は勿論あります。高性能住宅へ変更した影響もありますが、以前は1棟の平均単価1500~1800万程度のところ、現在は3500~4500万円になりました。年間での引渡 棟数を上限7~8棟として決めていますが、それだけの棟数でも十分にやっていけます。
あとは信頼関係の構築ですね。お客様がはじめにご来店された際、FP名人を使用して、老後や教育費、普段の生活費などを一緒に入力していきます。まず最大でどのくらい借りれるかというところをみていき、その上で今後の生活を踏まえ、しっかり余裕をみたところで予算組みをしていくと、ものすごく納得していただけます。自分自身でお客様と深い所まで腹を割って向き合うことで、強い信頼関係が築けているように感じています。
出力画面、アウトプットで比較検討できるレイアウトは非常に分かりやすいです。
住宅ローン関係の項目が充実しているのもいいですね。金利負担の状況から繰上返済の計画のお話がとてもしやすいです。
高性能な住宅という事は、初期段階の費用は当然一般的な住宅よりも高くなってしまいます。性能が高いので費用も高いと言ってしまえばそれまでですが、費用面に関してのご不安やなぜ高性能な住宅を扱うのか、少しでも多くのお客様にご納得いただく為に、資材の使い方、説明の仕方、営業の手法を身に着けてきました。FP名人でライフプランニングを行うのもそのうちの1つです。
高性能だからこそ長期的に見た時のランニングコストや金利面の優遇が得られます。
FP名人を使用すれば、通常の住宅と比べた時にどのくらいのタイミングでそれが入れ替わるのか、表やグラフで視覚的に分かりやすく表示することなども可能になります。単純な性能値だけでなく、こうした部分を表現できるのも、FP名人の良いところだと思います。